本当の世界はどっち?
1998年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞
TVアニメ「serial experiments lain」第1,2話を収録したDVD1巻です
見た目は非常に難解。分かり易さを削ぎ落とし、
視聴者自身に答えを委ね、「連続的実験」を試みたような作風です
空虚な現実世界とネットワークで人と繋がった仮想世界を混合させ、
自分の生きている今の曖昧さとその危うさをじわじわ描くような
奇妙な雰囲気を漂わせています。
(総合3.5/10点)
Layer:01 「WEIRD(奇妙な)」★★☆☆☆3/10点
視覚、聴覚の妙な感じ、会話の無い食卓、ネットに依存した父など、
人との繋がりが希薄で現実味の無い生活を淡々と見せて、
無数に繋がったワイヤードの世界に惹かれる玲音(れいん)の姿を静かに描いています。
空想か妄想のような描写が時折入り混じり、どこまでが現実なのか
困惑させられます。退廃的で空虚で奇妙な雰囲気以上に
分かりにくさが特出してますので、非常に人を選ぶと思います。
Layer:02「GIRLS」★★☆☆☆4/10点
気味の悪い音響が全編を支配しています。
低周波音、クラブでのおぞましいようなハードロックなど
ドラッグに浸蝕された人の幻覚症状を象徴するような気味の悪さが秀でています。
そこに居たのはlain?それとも玲音?現実と妄想の狭間を行き来しながら
我々を誘う奇妙な感覚に囚われそうで非常に観ると気分が悪くなるかも。ご注意を
最高。
今まで見たアニメの中で最高のでき。
独特の絵のテンポと陰の表現。
第一話では主人公の親父の奇抜っつぷりにびっくり。電線の絵ばっかり。しかも話の意味はわからない。だが、それでも見てほしい。一話で投げ出さないでほしい。これから始まる話のすべての伏線になっている。
二話。話が加速する。レベルの高いアニメであるので、言葉と映像から自分で背景を想像しながら楽しむことが必要となる。その難解さが心地いい。この最後のレインはかっこよすぎです。
serial experiments lain
このserial experiments lainは絵はちょっと普通ですが聞いていただきたいのがこの中で出てくる音です。とっても綺麗に場面にあった音を 出しています、是非買って聞いてみてください。
GOOD!
トライアングルスタッフが送る、マルチメディア融合作品の第一作品。 serialexperimentsの通り、かなり実験的な意味合いの強い作品である。 ネット(ワイヤード)とリアルを対比させ、一体なにが違うのか? ということを、物語を通してのテーマとしている。 主人公は、岩倉鈴音という名のどこにでも居そうな中学2年の女の子。 この少女を中心に物語は進んで行く。技術的な要素として、さすがに絵は荒いがそれを補うだけの表現力がある。(視覚効果等で) また、サウンドには電波系のノイズの使用されており、これがまたlainの世界観にマッチしている。 主題歌にイギリスのギターポップを持ってきたのは大正解だと思う。 見事に作品の雰囲気とマッチしている。 もし、主題歌がありふれた商用J-POPだったらここまで人気は出なかったであろう。 恐らく、この作品は日本のアニメ市場に名を残すことになるであろう。
残念。
「エヴァ」以降の 『自分探し』 をするストーリなんですが、やっぱりネットを舞台にしているので 設定が「エヴァ」よりリアルに感じられる作品です。 僕の中では良くも悪くも「エヴァ」と対比してしまうのですが、 あの作品が無かったら話題になったましたね。
パイオニアLDC
serial experiments lain lif.02 [DVD] yoshitoshi ABe lain illustrations トール・スネーク・EP
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