頭でっかち
本書では頭でっかちで自称エリートと信じている人の批評である。6割くらいは支持できるが、大事な4割については世の中のことを知らずに育ったのだろうと嘆かわしく感じた。
装丁カバーがいかん
買った時はあまり感心せずに棚に放り込んでしまったが読み返して見るとけっこう良い事も書いてあって資料としても使える本だった。
でもこんなカバーじゃ持ってるの恥ずかしいでしょ?女が寄りつきません。
3年のブランクは残念
久々に手に取ったと学会本。相変わらず笑わせてくれます。紹介される『トンデモ本』の内容も笑いますが、各ライター諸氏のペンがまた笑わせる。ふと気がつくと、植木不等式氏のユルい駄洒落に思わず吹き出している自分がいたりして(^^;)。
まあ、以前ほどに笑えなくなっているのも確かですが、笑ってすませられない本(テロを肯定したり、原作読まずに分析本を書いたり…)が増えすぎている状況を見れば、これもやむを得ぬことなのかも。
しかし、この本のキモはむしろ『トンデモ世界研究本』の章でしょう。『1999』のあたりから充実し始めた、と学会のライバル(?)的な分析本、あるいは『まじめなトンデモ本』を紹介するコーナーですが、これが実におもしろい。
妖怪に『学名』までつけて生物学的に分類したり、聖書を宗教色抜きに徹底して冷徹に解釈したり。短歌集『念力家族』なんて、本当に爆笑ものです(^^)。
トンデモも、論理の飛躍や妄想を抜きに徹底的に煮詰めれば、いい味が出るものだなあ、と感心しきり。このコーナーがある分、同時発売の『S』よりポイント高いかも。
しかし、それにしても前巻から3年のブランクはイタい。本や情報には『旬』があるのだから、せめて2年間隔で発刊してほしかった。同時に2巻発行されても、埋め合わせにはなっていないと思う。
というわけで1点減点ですが、まあ、これは今後の奮起を期待、ということでひとつ。
トンデモ山本版の世界を望む
はっきりいって、こんな本よりも山本弘がネット上でやらかしてきた非常識で傲慢な発言の方がよっぽど笑えます。誰か、山本弘批判本でも書いてみたら。多分トンデモ本大賞に匹敵するくらいお馬鹿な本ができると思います。 それにしても。と学会の他の面々だって、いつまで山本をあのままにしておくつもりやら。おそらく、ろくに内部批判なども行われてはいないのでしょう。それどころか、山本の本を絶賛する宣伝広告塔になっている会員や、ネット上での山本をいまだに擁護する会員もいます。もしかしたら、と学会もカルト化しているのだろうか? 山本は、SだかTだか忘れたが、山田悠介を批判していたが、その山田の本は、いまやコミック化し、映画化もされています。人のことより自分の事を気にしたら。神は沈黙せず、あんまり売れなかったんでしょ? さらに最後の後書きにも呆れ返りました。娘を惨殺され、悲しみにくれる遺族の心境など、ろくに考えていないのでは?性犯罪の統計論を持ち出されても、かえって遺族としては不愉快でしょうな。ましてや、人を笑いものにして自分達だけ楽しんでいるような本の中で。 この本に関していえることとしたら、ネタのマンネリ化。その一言くらいですね。同じ芸も、繰り返しやられると、あくびしか出てこないものです。
2冊に分ける必要がない
同時期に発売された『トンデモ本の世界S』に対して、こちらは疑似医学・心霊・実用書などをテーマに集めた巻。こういうものは社会的に成功を収めた人でもハマってしまう傾向が強いのか、素性の知れない怪しい人々ばかりでなく「あの大物作家や一流企業の重役が、ついにこういう世界に……」と感慨深く見守ってしまったものもあります。 ただ、わざわざ2冊に分けるほどでもないのでは? 内容を厳選して、1冊に絞ったほうが良かったと思います。
太田出版
トンデモ本の世界U トンデモ本の世界V 新・トンデモ超常現象60の真相 トンデモ超常レポート傑作選 ギボギボ90分!―と学会レポート (と学会レポート)
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