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爆笑問題のニッポンの教養 ロボットに人間を感じるとき…… 知能ロボット学 (爆笑問題のニッポンの教養 9)
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| 商品カテゴリ: | 一般教養,雑学,実用知識,学習
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| セールスランク: | 231555 位
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もう少しあれこれ語り合って欲しかった。
NHK教育テレビ『爆笑問題のニッポンの教養』第9回放送の「ロボットに人間を感じるとき……」の内容を書籍化したもの。
対談からはいくつかのテーマが感じられたが、中心的なものは「ロボットの見た目は、我々が通常考える以上に重要」というものだったと思う。生物というのは、自分にとって意味のある刺激に選択的に反応するようにできているわけで、「人間のような見た目」というのは、人間にとってそういう特別な刺激の1つらしい(そりゃそうだろうと誰もが思う以上に重要であるらしい)。太田も面白いことを返していて、名優の演技に共通するのは、演じている感情を演技者が実際に感じることではなく、見た目、つまり演技の型だという。
人間の研究をするためにロボットを開発する、という彼のスタンスについてももちろん述べられているが、これについては『知能の謎』(けいはんな社会的知能発生学研究会(編) 2004年 講談社)の方が面白かった。あるいは、僕はまだ読んでいないが、『アンドロイドサイエンス』(石黒浩 2007年 毎日コミュニケーションズ)を読むのがよさそう。彼の研究の面白いところは、ロボットをつくることそのものが目的ではない、というところ。本書でも、ロボットの技術的な話ではなく、基本的に人間についての話をしている。
爆笑問題の2人と石黒とがあまりに早く意見の一致を見てしまい、石黒があれこれ研究の土台となるようなアイデアについて説明せずに済んでしまったのが残念。わからない人に何とかわかってもらおうとする中から、アイデアを端的に示すようなうまい表現が飛び出してくるものだと思うから。僕としては、「知能や意識は、脳の中にあるんじゃなくて、環境との関わりの中で生まれてくる現象だと、僕は思ってる。感情も同じで、環境との相互作用の中で起きる現象。」なんて発言が面白かったので、そのあたりをもう少し掘り下げて語り合って欲しかった。
『アンドロイドサイエンス』ダイジェスト
石黒浩『アンドロイドサイエンス』(以下『AS』)と
多くの内容は被るが、
赤ん坊ロボCB2に関しては、『AS』よりも
詳細に触れられている。
『AS』は値段がお高め(2940円)なので、
まずは本書を読み、近い将来実現するであろう、
ロボットとの共生社会に
思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
講談社
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